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更年期の症状を改善できるピルとホルモン剤の効果はどう違う?

のぼせや頭痛、冷え、いらいらなど更年期には様々なつらい症状が出現することがあります。身体症状だけでもつらいものですが、中には精神的にダメージを受けてしまう人もいます。更年期の様々な症状は、女性ホルモンの変化によって起こるためピルやホルモン剤によるホルモン充填療法で症状を和らげることができます。

プレ更年期と言われる45歳までなら、ピルで不調を改善することができます。ピルには、卵巣の働きを休ませて、女性ホルモンの量を一定にすることができるため症状を緩和することが期待できるのです。生理痛やニキビ治療などのためにピルを使用してきたという人は、閉経の頃まで服用して、その後にホルモン剤に切り替えることが可能です。

45歳を過ぎて、閉経したらピルよりもホルモン量を抑えたホルモン剤を使ってホルモン充填療法を行います。生理がある間は、ピルを使って女性ホルモンを一定にすることで体や心の不調を緩和し、体調を安定させていきます。閉経すると毎月の女性ホルモンの波は無くなりますが、女性ホルモンの全体量が一気に低下するため色々な不調がおきてくるのです。

体内の女性ホルモンの量が一気に低下するため、少しだけ女性ホルモンを補充することで不調を改善するのがホルモン充填療法です。年齢や体質、症状に合わせて使用していきます。生理がある間に使用するピルは、生理周期が整い生理痛や出血量が減り、月経前症候群の緩和やニキビ、肌荒れなどに効果があります。卵巣機能低下の改善や子宮内膜症の予防、更年期症状の緩和にも効果が期待できます。

不足した女性ホルモンを補充するホルモン剤の効果は、ほてりやのぼせ、発汗をはじめ動悸や不眠、いらいらなどの更年期症状全般に効果が期待できます。更年期症状に負けず、若々しさを保ちながらいきいきと過ごすことができるようになる人も多く、コレステロール値を下げる効果があるため成人病の予防にもなると言われています。

ピルの方がホルモン剤よりもホルモン量が多いため、ピルは生理がある間、閉経前後からはホルモン剤という使い方が一般的です。どちらもホルモンを含んでいますが、年代や体質、症状などによって判断することになるため、更年期症状が気になる場合には、一度専門の医師に相談してから、どの薬を使って行くのかを決めることがおすすめです。

つらい更年期症状は我慢せずに、自分に合う量の女性ホルモンを補充することで自分らしい生活を続けることが可能です。